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日刊食品通信
2020年7月31日

マルハニチロ池見社長、事業方針語る


水産と食品を柱に成長戦略を推進

 マルハニチロは29日、このほど稼働した新東京開発センター(東京都中央区豊海町)で記者会見を行い、4月1日に就任した池見 賢社長(写真)、粟山 治取締役専務執行役員(水産・畜産部門統括)、半澤貞彦取締役専務執行役員(食品部門統括)が事業概況と今後の方針を語った。環境が激変している現在を、旧弊を打破し強い組織をつくる好機とし、成長戦略を推進していく方針を示した。

 池見社長=4月から新体制で経営の舵取りをしていくことになった。当面はコロナ禍という大きな課題を背負ってのスタートとなったが、力を合わせて乗り切り、終息の後は会社のさらなる発展に努めていく。現在は大きな変化の中にあるが、旧弊を打破して強い組織をつくるための最良のチャンスととらえている。

 引き続き水産と食品を柱に成長戦略を進める。水産は国内は苦戦しているが、海外では健康食ブーム等で成長している。冷凍食品を中心とした食品も伸びている。グローバルな総合食品企業をめざし、水産と食品の垣根を超えたバリューチェーンを構築していく。

 中計では21年度売上高1兆円、営業利益310億円をめざしているが、コロナの影響で、北米、増養殖事業、子会社の漁業、荷受けは苦戦している部分もある。

 

▼以下略

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