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日刊食品通信
2020年7月27日

4〜6月のビール類、缶が90%占める


巣ごもり消費を反映

 本紙が推定した上期(1〜6月)のビール類容器別販売構成は、巣ごもり消費の浸透を背景に、缶が前年同期を10ポイント近く上回る約84%となった。料飲店の営業自粛の影響を受け、びんと業務用樽はいずれも大きくポイントを下げた。その傾向は4〜6月が顕著で、同期の缶構成比は約90%まで上昇、びんと缶の販売数量(箱数)は、それぞれ前年同期比約38%、約34%まで落ち込んだ。

 上期の缶構成比をカテゴリー別にみると、ビールが約59%(前年同期約47%)、発泡酒と新ジャンルはともに約99%(同約98%)だった。

 ビールの缶構成比が12ポイント以上前年同期を上回ったこと、缶ビールの推定販売量も前年同期比約93%とビール全体を約20ポイント上回っていることから、販売量が6〜7%増えた新ジャンルや、機能性が好調だった発泡酒のほか、ビールも家庭用消費は堅調に伸びたことになる。そういった観点からは、新型コロナウィルス感染拡大のなか、“ビール風味”は健闘しているともいえよう。(詳細を姉妹誌・酒類食品統計月報9月号に掲載予定)

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