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日刊食品通信
2020年7月22日

好調な冷凍めん、供給体制整備を最優先


テーブルM、秋季新商品発表会開く

 テーブルマークは21日、秋季新商品発表会をオンラインで開催。家庭用新商品5品・リニューアル8品を発売する(既報)。安定供給を第一に考え、主力商品群は新商品の投入は見送る。特にめんは、居酒屋など外食での鍋シーンが減り、家庭での鍋需要が高まることを想定し、供給体制を整えることを優先する。米飯とおかずは需要の広がりに対応し新商品・リニューアル品を投入。業務用は新商品の発売を見送る。

 冒頭のあいさつで、亀山明記専務執行役員営業本部長兼販売事業部長が1Q(1〜3月)と足元の状況について「1Qの総売上高は前年比106%。冷凍めん112%、パックごはん含む米飯110%、焼成冷凍パン95%、お好み焼119%と注力商品は非常に良かった。コロナ禍で市場は大きく変わり、家庭での食事機会が増え弁当品を除く全カテゴリーで需要増となった。家庭用で大きなキーワードとなったのは素材と1食完結型。素材では、玉うどんが非常に好調。料理研究家リュウジさんとのコラボレシピも大きな成果となった。1食完結型では、お好み焼と個食たこ焼が絶好調。トレー入り具付きめんも好調だった。一方、業務用はコロナ禍前までは主力商品群を中心に良いスタートだったが、3月後半から外食を中心に大苦戦。デリカを中心に流し麺やお好み焼・たこ焼は好調。給食・老健を中心にデザートも健闘している」とし、下期について「家庭用は冷凍めん・スナックなど強みのある商品群を中心に展開。業務用は提供方式が変わった。個包装ニーズがさらに拡大するかもしれない。スピーディーに環境変化をとらえ提案を続けていく」と語った。

 

▼以下略

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