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日刊食品通信
2020年7月17日

6月のアイス、13%増(本紙調)


主力ブランドの好調目立つ

 6月のアイスクリーム販売実績は、13%増で着地した(本紙調)。今年の6月は雨が多く、梅雨入り早々大雨に見舞われた地域がある一方、気温は全国的に高かった。梅雨入り直前の8日は九州を中心に気温が上昇し、福岡県久留米市や佐賀市は、全国で今年初めての猛暑日を記録した。

 市販用アイスも月初から好調に推移し2ケタ増で推移。昨年値上げを行ったハーゲンダッツが反動で3割強の増加となったほか、複数のメーカーが2ケタ増を達成。昨年の市況が5%減だったことも数字を押し上げた。なお、外出自粛の解除とともに「巣ごもり需要」が一服し、特需を失った食品も多いが、「食べたい時に買う」傾向が強いアイスには大きな影響はなかったようだ。なお、4〜6月累計は5%増。6月の各社実績は次の通り。

 ロッテは10%増。市況を下回ったのは業務用を含むためで、市販用のみは13%増。「クーリッシュ」が13%増で主力の“バニラ”は7%増。「爽」が17%増で“バニラ”が24%増。「モナ王」は15%増で“バニラ”が12%増だったほか、マルチも15%増。さらに“カスタードシュー”が上乗せ。「ガーナ」は10%増。「レディボーデン」は39%増でパイントが17%増、“ミニカップ”が2.5倍。「雪見だいふく」は13%増。「ドール」は22%増。「ハーシー」は17%増。「バニラバー」は15%増。

 森永乳業は4%増。「パルム」は8%増でノベルティが10%減、マルチが20%増。昨年17%増だった「ピノ」は反動とマルチ1品減の影響で3%減。「モウ」は15%減。「チェリオ」は2.2倍。「ビエネッタ」はカップが6割増、「れん乳氷」は24%増。

 

▼以下略

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