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日刊食品通信
2020年7月7日

キユーピー、コロナ渦を体質強化の契機に


今上期は業務用が大幅減収

 キユーピーは3日、「2020年上期決算説明会」を開催。長南 収代表取締役社長執行役員(写真)らが出席し、今上期の業績概要や今後の見通しなどについて説明した。

 今上期(19年12月〜20年5月)は、売上高2,630億5,700万円(前年同期比2.2%減)、営業利益111億9,400万円(30.4%減)、経常利益113億8,500万円(32.8%減)、当期純利益56億4,300万円(40.9%減)と減収減益での着地。売上高は、国内食品の調理・調味料事業及びタマゴ事業において業務用商品の需要低迷から大幅な減収に。営業利益は、国内食品のサラダ・惣菜事業が増益となったものの、調理・調味料事業及びタマゴ事業における業務用商品の売り上げ減少により減益となった。業績について説明を行った井上伸雄取締役常務執行役員は、コロナ渦での影響について「家庭用の調理・調味料事業は4月に20%の増加。サラダ・惣菜自事業はスーパーへの買い物頻度が減少し、賞味期限の短い商品の売り上げが減少したが、今後は徐々に回復見込み。業務用調理・調味料事業、タマゴ事業は新型コロナウイルス感染症拡大前と比較し、30〜35%の減少。今後は時間をかけて回復する見込み」などとし、下期の見通しについては「家庭用は7%の増加見込みで引き続き堅調に推移。業務用は回復が遅れることから、16%の減少を見込んでいる」などと語った。

 

▼以下略

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