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日刊食品通信
2020年7月1日

タイの対日ツナ加工品輸出、5月は9.5%増


1〜5月累計17%増と拡大

 タイの5月の日本向けツナ加工品(缶詰・レトルト食品含む気密容器入り)輸出数量は、T2/4打換算で33.9万箱(前年比109.5%)と拡大。コロナ禍で内食需要が高まるなか、2月以降は前年を大きく上回っている。タイ政府の輸出通関データを本紙が箱数換算したものだが、全世界向けでは5月は569万箱(同91.9%)と落ち着いた。

 国別では、輸出先トップの米国(前年比153.6%)、2位エジプト(146.9%)、3位オーストラリア(148.6%)、4位日本(109.5%)、5位カナダ(128.7%)が大きく伸長。6位サウジアラビア(76.6%)、7位リビア(72.1%)は減少した。これにより、1〜5月累計の輸出量は、全世界向けは2,498万箱(前年比106.0%)と前年を上回り、日本向けは161万箱(116.7%)に拡大した。輸出先上位15ヵ国の内訳は表の通り。(単位=T2/4打換算箱、%)

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