日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2020年6月30日

明治「TANPACT」、100億円市場目指す


「TANPACT+ザバス」で低栄養問題を解決

 明治は日本の社会課題である「低栄養」の解決を目指し、様々なシーンで乳由来のたんぱく質を摂れる「明治TANPACT(タンパクト)」シリーズを今春発売した。マーケティング本部発酵乳マーケティング部ヨーグルトグループの宮本勝英グループ長は本紙に対し、新ブランド誕生の経緯など、次のように語った。

 宮本氏は「日本の社会課題のひとつに、たんぱく質摂取量低下に起因する低栄養がある。明治は総合食品メーカーとして、この課題の解決が社会的使命と認識し、『明治TANPACT』を立ち上げた。同ブランドは、明治乳業・明治製菓時代を含め、明治の歴史で初めて、菓子や乳製品など事業領域を超えた総合的な食品ブランドでもある」と説明。

 ブランド設立までの経緯について「明治乳業には乳児用粉ミルクをきっかけとして60年以上培った乳たんぱく質の研究が、明治製菓には、1980年から商品展開してきたプロテインブランド「ザバス」の製品開発による明治製菓のプロテイン研究の知見がある。両社が経営統合した際、乳たんぱく質の価値を発信し、提供しようとの考えから乳たんぱく質の研究が進んだ。2015年には、乳たんぱく質の価値を研究・啓発などを行うプロジェクト『ミルクプロテインプロジェクト』が発足。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ