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日刊食品通信
2020年6月29日

伊藤園、ウーロン茶飲料“第2ステージ”へ


“赤”パッケージの新製品投入

 伊藤園は7月6日に、「烏龍茶」を全国で新発売する。黒いパッケージの既存品「ウーロン茶」のリニューアルでなく、香りとコクを追求した赤いパッケージの新たなウーロン茶飲料。26日都内本社で開催の発表会に登壇した内山修二マーケティング本部副本部長兼新ブランド育成グループブランドマネジャー(写真左)は、「烏龍茶の本質、王道である“香り”“コク”を突き詰めた。ウーロン茶飲料の“第2ステージ”に進む」と意気込みを述べた。

 ウーロン茶飲料は、同社が1980年に世界初の無糖茶飲料として発売した「缶入りウーロン茶」が草分け的存在。油っこい食事との相性の良さなどを要因に市場規模を拡大し、94年にはピークの2,713億円に達したが、以降は漸減傾向となり、19年は650億円まで縮小した。内山副本部長は、その背景を「清涼飲料市場の半分を占めるまでになった無糖飲料分野で競争が激化したこともあるが、既存のウーロン茶飲料ではニーズに応え切れなくなったことが大きいと思う。渋みや苦味は烏龍茶の特徴のひとつだが、嗜好性の高い現代人にはあまり合っていない」と分析する。

 「烏龍茶」では、リーフ烏龍茶で最も重要視される香りとコクを追求し、嗜好性を高めた。原料茶葉は、香り高い「色種」、コク深い「水仙」を採用。

 

▼以下略

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