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日刊食品通信
2020年6月23日

アルミ缶R協、20年アルミ缶需要予測を発表


19年R率向上も「実質的には上がらず」

 アルミ缶リサイクル協会は19日、東京都の如水会館で会見し、2020年のアルミ缶需要量を発表した。

 「新型コロナウイルスが深刻化する前に作成した」(協会)ことを前提とし、ビール系は新ジャンルが好調も全体としてはダウントレンドが続くと見る。その他アルコールはチューハイ向けなどの寄与で前年比6.8%増と見込むが、コロナ禍で家飲みが増えていることから、予測以上の伸びとなる可能性もある。清涼飲料などの非アルコールは、前年の天候不順による販売減の裏返しが予想されるため0.4%増の見込みだが、新型コロナの影響で自販機が苦戦しており、マイナスになることも現実的。ボトル缶はコーヒーが主力だが、エナジードリンクなど他の用途も増えているため、前年超えを予測した。

 また、19年のアルミ缶リサイクル率は97.9%だった。前年から4.3%上がっているが、「製造業が不振で、行き場のないUBC(使用済みアルミ缶)が輸出され、リサイクルされたか否かを把握できる割合が上がった。ここ数年は未把握分を含め、90%後半のリサイクル率はあるだろうと考えていたため、実質的に上がったとは思っていない」(同)。

 

▼以下略

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