日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2020年6月19日

和風カップめん、夏季冷しメニューに期待


「マルちゃん」「どん兵衛」が市場活性化

 暑さが本格化する夏場に向け、カップめん市場で和風の冷しメニューに注目が集まっている。昨夏に東洋水産が「マルちゃん 赤いきつね・緑のたぬき」でおなじみの和風シリーズとして新規投入し(写真は20年新商品「冷しぶっかけうどん」)、今夏は日清食品が「日清の汁なしどん兵衛」シリーズの新商品「冷しぶっかけうどん」(写真)で本格参戦。2強ブランドのそろい踏みにより、和風めんの需要が落ちる夏場の市場活性化が期待される。

 昨年のJAS受検数量をみると、カップめん(33.31億食)の中で和風は26%(8.76億食)を占める。中高年を含めたユーザー層の広がりも背景に、4年連続プラス(16~19年)で過去最高を更新した有望市場だ。原動力には、和物にとどまらない中華・洋風の要素を取り入れたメニューや汁なしタイプの展開など、商品バリエーションの充実も挙げられる。とはいえ、夏場(6~8月)の需要は例年ペースダウン。3ヵ月トータルの年間構成比は18%にとどまり、底上げが課題となっていた。こうした状況下、満を持して今夏の冷しメニュー投入となる。

▼以下略

 

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ