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日刊食品通信
2020年6月12日

発酵乳5月実績、13%増で着地


緊急事態宣言解除後も堅調に推移

 本紙調べによる5月の発酵乳実績は、コロナウイルス感染予防という観点から、免疫力を高めるという機能性を訴求したドリンクタイプが20%増と引き続き伸長。また、長期の自粛要請により家庭内需要が拡大したことでコスト意識もみられ、コスパの高いプレーンタイプや連ものに伸びがみられた。緊急事態宣言解除後も市場全体で13%増と堅調に推移した。

 カテゴリー別では、ハード10%増、ソフト8%増、プレーン13%増、ドリンク20%増。

 明治は約10%増。「ブルガリア」は約5%増。このうち「プレーン」は約12%増、4連は約12%増。「テトラトップ」900は約10%増。「LG21」は前年割れ。「R-1」は、“免疫力を高める”という商品特性が支持され、ドリンクタイプが約35%増となった。「PA-3」は約60%増の伸びとなった。新商品「TANPACTヨーグルト」は、先月に続いてスーパーやCVSへの配荷が進んでいるものの、コロナウイルスの影響による販売自粛の影響が一部でている。「素肌のミカタ」「R-1大容量」については徐々に物量を拡大しており、店舗回転も一定水準を維持している。

 雪印メグミルクは微減。「恵」ブランドはプレーンは9%増。4Pは7%増。「ガセリ」トータルで微減。「ビフィズス菌」ドリンクタイプは前年並み、同3連は17%増で着地。「牧場の朝」は安定供給を図るため、フレーバータイプの生産を一時ストップし、1品体制に調整したことで4%減。「毎日骨太」飲むタイプは微減となった。「乳酸菌ヘルベ」はほぼ計画通りに推移している。

 

▼以下略

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