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日刊食品通信
2020年5月29日

上場菓子大手の前期業績、ほぼ前年並みに


天候要因と催事の苦戦が影響 

 上場菓子メーカー大手6社の前期業績決算(12月期、3月期)は、好調が続いていたハイカカオ系チョコの伸び悩みやグミの苦戦、さらには台風など自然災害、が影響、増収増益は1社にとどまった。また、配送費の高騰などの影響で販売費・一般管理費の上昇が影響し売上高営業利益率は軒並み頭打ちとなった。

 カルビーは国内スナック菓子合計で1,820億8,600万円、100.9%増。ポテトスナック合計で1,336億5,400万円、前年比100.4%。ポテトチップスは価改定の影響で定番品の売り上げが減少するものの、価格改定を行わなかった「ギザギザ」等が伸長し861億8,900万円、102.4%、「じゃがりこ」363億9,000万円、97.3%、「Jagabee/じゃがポックル」は110億7,500万円、96.0%。小麦系スナックは合計216億6,300万円、104.3%。「かっぱえびせん」100億6,900万円、103.7%、「サッポロポテト」他115億9,400万円、104.7%。コーン系・豆系スナックはギャレットポップコーンのライセンス契約終了で156億5,100万円、98.5%。その他スナックは個食サイズの寄与で111億1,600万円、103.2%、シリアル部門は国内が251億5,700万円、105.6%、海外は中国国内Eコマース拡大で64億6,900万円、122.5%。

 

 ▼以下略

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