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日刊食品通信
2020年5月21日

アイス、新年度5%減でスタート(本紙調)


コロナ禍でCVSが低迷、マルチは健闘

 4月のアイスクリーム販売実績は約5%のマイナスで着地した(本紙調)。中旬まで2ケタ増ペースだったものの新型コロナウイルス感染症拡大の影響が響いた。外出自粛でCVSが低迷したほか、量販店でもスムーズな春の棚替えが困難だったほか、店頭の商品補充回数の減少でチャンスロスが発生。GW前の販促がとん挫したことも急速なマイナスにつながった。

 ロッテは6%減。「クーリッシュ」は10%減で、うち“バニラ”が20%減。「雪見だいふく」が22%増で“バニラ”が9%増、“ミニ”が42%増。「爽」が3%増。「モナ王」は8%増でマルチが24%増。「ガーナ」は56%増で新商品の頭出しがあったほか、マルチが2割増。「レディボーデン」が33%増。「ハーシー」は40%増。「バニラバー」が11%減。

 森永乳業は2%増。「パルム」が3%減。前年はCMを投入したことでベースが高く苦戦した。ノベルティが15%減、新商品の“ベリーのティラミス”は好調に推移もCVSで苦戦。マルチは4%増。「モウ」は13%減。「ピノ」は20%増で、ノベルティが3割増。CVS限定のエヴァンゲリオンコラボ品が好調に推移。 マルチも4割増。「蜜と雪」は苦戦。その他商品では、“ナタデココ杏仁豆腐バーマルチ”が好調に推移した。

 江崎グリコは2%減。「パピコ」は2%減で“チョココーヒー”は8%減、“ホワイトサワー”は苦戦した。“大人シリーズ”を含めると7%減。「ジャイアントコーン」(“大人シリーズ”含む)は20%増。「パナップ」は30%増。「牧場しぼり」は21%増で“バニラ”が3割増、“ラムレーズン”は5%減、“ストロベリー”は5割以上の伸長。

 

▼以下略

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