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日刊食品通信
2020年5月19日

飲料自販機、キャッシュレス化対応拡大進む


 飲料自販機と各種キャッシュレス決済サービスとの連携が加速している。

  市場最大規模の約88万台(2020年4月時点)の自販機を展開するコカ・コーラシステムは、18年11月から公式スマホアプリ「Coke ON」でのキャッシュレス決済サービス「Coke ON Pay」を開始しており、現在約30万台の自販機が同サービスに対応している。VISAやMASTERなどのカード登録に加え、モバイル決済サービスへの対応も拡充。19年に「LINE Pay」「PayPay」、今年は「楽天Pay」(3月)、「au PAY」(5月)の利用が可能となった。

 また、コカ・コーラシステムでは、「Coke ON」対応自販機とは別に、リーダー・ライターを搭載し各種交通系電子マネーやクレジットカードによるタッチ決済に対応した「マルチマネー対応自販機」も約17万台展開しているが、昨年からは同自販機での電子決済を「Coke ON」と連動させる「CokeON IC」の提供も開始。アプリ内に登録した電子マネーで商品を購入することでポイントが付与される仕組み。これにより「Coke ON」のサービス享受範囲が一段と拡大した。「マルチマネー対応自販機」では今4月から順次対応カードを拡大させることなども発表されており、自販機のキャッシュレス化決済普及に向けた積極的な取り組みが行われている。   

 ほか、主要モバイル決済サービスとの連携という点では、キリン「Tappiness」ではラインとのコラボサービスであることから「LINE Pay」が対応している。

 

▼以下略

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