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日刊食品通信
2020年5月13日

森山三菱食品社長「日本の食を支える」


前3月期決算説明会開く

 三菱食品は11日、20年度3月期決算説明会をオンライン開催した(数値昨報)。

 冒頭、森山 透社長は新型コロナウイルスへの対応状況を、「日本の食を支えるため、食の安定供給という社会的使命に優先対応している。需要も急増し、2月27日の休校要請を受け、全出荷が2月最終週105%、3月第1週105%となった。この出荷データから生活者動向を見ると、カテゴリー別では3月は即席系・保存系の需要増(カップめん、即席袋めん、缶詰、冷凍食品)、4月は影響の長期化に伴い、家庭内調理の拡大傾向が見られた(手作り化=水産缶詰、カレー・シチュー、コンソメ、乾物、調味料、デザート、家庭用プレミックス)。立地別では、3月は住宅地・商業街店舗の需要増が、4月は移動制限・自粛に伴う住宅地立地店舗が継続して伸長し、オフィス街店舗は減少。商品属性別では、3月は簡便、安全安心の需要増、4月は健康意識の高まりが食にも反映され、このカテゴリーが伸びた」などと語った。

 前期決算概要について山名一彰取締役コーポレート担当役員CFOは、「前期は増収・減益だったが、売上高・利益ともコロナ関連の影響で業績予想を上回った。売上高はドラッグストアの取引拡大や新規出店効果などで増収。営業利益、経常利益は昨年後半に新設した物流センターの立ち上げ含むコスト上昇等で減益。品種別売上高では、買い溜め需要などが全般にみられた。缶詰・調味料類では、調味料全般と即席みそ汁、香辛料が増えた。麺・乾物類ではカップめん、袋めん、パスタソースが好調。嗜好品・飲料類は天候不順で清涼飲料が厳しく、コロナ関連でインスタントコーヒーが伸びた。 

 

▼以下略

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