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日刊食品通信
2020年5月11日

3月菓子類支出、行楽・観光需要減を反映


金額5.1%減、和洋菓子は総じて苦戦

 総務省統計局がまとめた3月の全国の1世帯当たりの菓子類支出金額(アイスクリーム・シャーベット含む)は、合計で7,680円、前年同月比94.9%だった。品目別では和菓子、洋菓子が全般的に低調。プリンは小中高校の休校に伴う需要増が寄与したようだ。流通菓子では、スナック菓子が伸長するものの、ビスケット、キャンディ、チョコレートは前年割れ。大袋(ファミリーパック・中袋含む)など一部の形態は伸長したものの、新商品、季節限定品の苦戦が響いた。

 なお、本紙がまとめた3月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は、合計で前年比92%。スナック菓子、箱ビスケットへの需要が急拡大、一部商品については欠品、休止となった。さらに、昨年来苦戦を強いられていたのど飴も、2月中旬以降急激に伸長。カテゴリー別では、チョコレートが合計で90%と推定。ソリッドチョコは92%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは82%。センターアソートは94%。ナッツチョコは88%。チョコスナックは96%。大袋は108%。小粒・子どもチョコは98%。ビスケットは合計で106%と推定。ハードビスケット106%、ソフトビスケット106%、クラッカー108%、半生ケーキ106%。キャンディは合計98%と推定。うち、ハードキャンディは102%。内訳はのど飴106%、ミルク系102%、フルーツ系100%。グミは96%。ソフトキャンディ92%、キャラメル90%。

 

▼以下略

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