日刊経済通信社が算出した１〜３月の訪日外国人旅行者の菓子購入金額は全国籍・地域合計で447億3,968万円、前期比49.9%の大幅減となった。購入率は63.7、前期比6.5ポイント下落、購入者単価は8,890円、976円増。新型コロナウイルスによる感染拡大により３月末までの中国からの団体旅行者約40万人分の訪日予定の保証書の大半がキャンセルになり、中国からの旅行者が大幅減に。さらに、韓国からの旅行者が昨年10月以降減少しており、１〜３月の韓国、中国、台湾、香港の東アジア４国で訪日客数は253万4,000人、42.6%、直近３月４万4,700人、2.4%に激減している。購入金額は、「国籍別比費目別購入者単価」に日本政府観光局が発表した「訪日外客数」と購入率を掛け合わせて算出した。

　国別では、中国は78億2,414万円、53.7%、購入者単価は１万1,083円、1,809円増加。韓国は15億6,886万円、16.3%、購入者単価5,050円、521円減。台湾44億6,137万円、74.9%、購入者単価8,850円、580円減。香港18億1,145万円、74.9%、購入者単価8,260円、827円増。東アジア４国合計では、44.4%にとどまった。東南アジアでは、タイが20億1,071万円、61.6%、購入者単価１万1,590円、610円減。シンガポール４億3,409万円、65.7%、購入者単価１万2,140円、1,226円増。マレーシア２億9,021万円、50.8%、購入者単価6,874円、1,824円減。インドネシア４億4,613万円、102.7%、購入者単価9,427円、1,731円増。フィリピン５億6,740円、94.6%、購入者単価8,745円、135円増。ベトナム９億4,221円、102.8%、購入者単価１万1,011円。、980円増。

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