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日刊食品通信
2020年3月23日

2月の訪日外国人、58%減


中国団体客減少で東アジア4ヵ国72%減

 日本政府観光局(JINTO)が19日発表した2月の訪日外客数は、前年同月比58.3%減の108万5,000人で、5カ月連続で前年を下回った。昨年2月だった春節が今年は1月になったことの反動減に加え、新型コロナウイルスによる感染症の流行により、中国からの団体ツアーの販売が禁止されたことで中国からの観光客が減少、東アジアからの訪日観光客は71.9%減と激減した。さらに東南アジアや欧米でも20%以上減少した国が見られる等、全体でも大幅に前年を下回った。

 国別では、中国が8万7,200人(前年比87.9%減)、韓国14万3,900万人(79.9%減)、台湾20万400人(44.9%減)、香港11万5,600人(35.5%減)、タイ9万8,000人(9.1%減)、シンガポール1万9,600人(24.9%減)、マレーシア2万6,600人(27.4%減)、インドネシア2万4,700人)、フィリピン3万9,700人(12.9%増)、べトナム3万9,900人(1.3%増)、インド6,600人(27.2%減)、オーストラリア4万8,500人(1.8%増)、アメリカ7万3,400人(20.8%減)、カナダ1万7,600人(26.3%減)、イギリス1万8,600人(21%減)、フランス1万7,100人(1.7%減)、ドイツ1万900人(18.6%減)、イタリア4,700人(20.3%減)、ロシア6,700人(19.6%増)、スペイン4,300人(5.1%減)。

 なお、2019年の訪日外国人の菓子類購入金額は合計で1,806億7,300万円、前年比103.4%と前年を上回ったが、10〜12月期では447億4,647万円、99.9%と微減ながらも12期振りに前年を割った。

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