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日刊食品通信
2020年3月3日

2月のビール類、消費増税以降初のプラス


うるう年効果が背景

 本紙が推定した2月の大手4社ビール類販売実績は前年同月比101%弱となった。プラスとなったのは消費増税以降で初めて。うるう年効果が背景にある。

 内訳は、ビールが前年並み、新ジャンルが102〜103%、発泡酒は99%弱だった。ビールの前年同月水準確保も消費増税以降で初めて。新ジャンルは2ヵ月連続のプラス。発泡酒は5ヵ月連続のマイナスで、カテゴリー構成比は、ビールが42.1%(前年同月42.6%)、新ジャンルが45.2%(同44.5%)、発泡酒は12.7%(13%)だった。ビールではアサヒ「スーパードライ」、キリン「一番搾り」、サッポロ「黒ラベル」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」「同〈香る〉エール」といった各社の基幹ブランドがプラス。発泡酒ではキリン「淡麗グリーンラベル」「同プラチナダブル」、アサヒ「スタイルフリー」の機能系が、新ジャンルでは「本麒麟」「のどごしZERO」「クリアアサヒ」、サントリー「金麦」「同糖質75%オフ」が、それぞれ前年を上回った模様。

 一方、1〜2月累計は3カテゴリー計で前年同期並みとなった。内訳はビールが99%、新ジャンルが103%弱、発泡酒は94%強で、構成比は同順で43.2%(前年同期43.6%)、44.4%(43.3%)、12.4%(13.1%)だった。

 

▼以下略

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