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日刊食品通信
2020年2月20日

19年のしょうゆ出荷量、1.7%減


 日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会の集計による19年のしょうゆ出荷量(自家消費含む)は、74万4,263kl、前年同月比1.7%減となった。内訳を見ると、大手5社39万8,565kl(1.6%減)、全醤工連34万5,698kl(1.8%減)。全醤工連のうち、全醸協は17万9,226kl(3.2%減)、その他は16万6,472kl(0.3%減)。

 大型連休や自然災害、消費増税の影響を受け、全体の出荷量は前年を下回る結果に。また、近年の動向と同じく、食の多様化・簡便化や人手不足によってしょうゆ加工品やメニュー専用調味料、惣菜、冷凍食品へのシフトが進んだことも影響しているようだ。カテゴリー別に見ると、家庭用はボリュームゾーンである1LPETや1.8LPETの減少が継続一方、鮮度を訴求した“密封容器”タイプカテゴリーの商品は前年に引き続き好調に推移した。また、健康志向の高まりから減塩カテゴリーの商品が規模は小さいながらも続伸している。業務用カテゴリーは、大型連休や天候不順の影響を受け、18L缶が苦戦。また、人手不足を背景に加工品や小容量品へのシフトが進んだ。 なお、12月の出荷実績は、7万6,420kl、前年同月比4.0%減。

 内訳は、大手5社が4万2,519kl(3.4%減)、全醤工連が3万3,901kl(4.8%減)。全醤工連のうち、全醸協は1万7,052kl(4.1%減)、その他は1万6,849kl(5.5%減)となっている。

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