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日刊食品通信
2020年2月13日

1月の流通菓子出荷、3%減(本紙調)


催事関連にバラつき、インバウンド銘柄は鈍化

 日刊経済通信社調べによる1月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、前年比97%となったようだ。年末年始の休みが長かったこともあり、昨年12月最終週の倉入れが多めであったものの、年初は荷動きが堅調で、第3週目末の18日までは前年を好調な上回るペースだった。しかし、4週目以降は荷動きが鈍化、最終週は中国の新型コロナウイルスによる肺炎の拡大で中国からの旅行者が減少。特に、キャラメルやチョコレートなどインバンド需要の高いブランドが終盤苦戦した。
 また、12月から1、2月と催事関係が続くが、いちご関連フェアは例年に比べスタートが1週間ほど早かったためか、1月はやや低調。受験生応援商品は、ラムネが“機能”面での認知が高まり好調。バレンタインデー向けの商品は、手作り向けの板チョコは前年割れとなったが、ルビーチョコを使った通常商品、ハイカカオなど機能性商品の需要が高かったようだ。ただ、バレンタイン専用商品の減少もあり、通常品との合算でも前年割れが予想される。
 カテゴリー別では、チョコレートが合計で98%と推定。ソリッドチョコは94%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは98%。センターアソートは96%。ナッツチョコは100%。チョコスナックは102%。定番品が好調。大袋は104%。小粒・子どもチョコは100%。ビスケットは合計で96%と推定。ハードビスケット98%、ソフトビスケット102%、クラッカー98%、半生ケーキ92%。キャンディは合計95%と推定。うち、ハードキャンディは95%。内訳はのど飴96%、ミルク系98%、フルーツ系92%。グミは96%。ソフトキャンディ98%、キャラメル86%。

▼以下略

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