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日刊食品通信
2020年2月10日

中国観光客減少、菓子類購入に影響


団体旅行者の多数がキャンセル、大幅減も

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続くなか、日本旅行業協会によると3月末までの中国からの団体旅行者約40万人分の訪日予定保証書の大半がキャンセル、中国からの旅行者の大幅な減少で菓子類購入に大きな影響が出そうだ。
 日本政府観光局(JNTO)調べによる2019年1〜3月の中国からの訪日観光客は216万6,300人で、日刊経済通信社が推計した菓子類購入金額は145億6,393万円、1〜3月の総購入金額に占めるシェアは32.6%にも上っている。仮に8割のキャンセルが発生すると、購入金額は122億874万円、前期比83.8%と大幅に減少することになる。また、1月の流通菓子市場では中国を始めとする東アジア旅行者に人気の菓子ブランドも、「1月中旬までは前年同様に好調に推移していたが、最終週に入り荷動きが止まった」(大手菓子メーカー営業)と話している。
 2019年の訪日外国人の菓子類購入金額は合計で1,806億7,300万円、前年比103.4%と前年を上回ったが、10〜12月期では447億4,647万円、99.9%と微減ながらも12期振りに前年を割った。

 

▼以下略

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