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日刊食品通信
2019年12月18日

1〜11月飲料用PET生産量、0.9%減(本紙推計)


  本紙推計による1〜11月累計の清涼飲料用PETボトルの生産数量は14億5,860万箱、前年比0.9%減となった。容量別では小型が8億4,190万箱万箱で1.7%増、大型が6億1,670万箱で4.3%減となった。

 今年の清涼飲料市場は、春先の大型PETの価格改定、7月の記録的な天候不順などの影響もあり、総市場は累計で2%減で推移。今年は5年ぶりのマイナス着地となりそうだ。PET容器は11月までの全体は0.9%減。小型は伸長するも、大型は価格改定の影響が出たようで4.3%のマイナスとなった。

 主要カテゴリー別では、最大量の茶系飲料用、続くミネラルウォーター用、炭酸飲料用がいずれもマイナス。具体的には、茶系飲料用が4億9,910万箱で0.5%減。うち小型が2億8,550万箱で1.7%増、大型が2億1,360万箱で3.3%減。ミネラルウォーター用(フレーバーウォーター含む)は2億6,150万箱で4.5%減。うち小型が9,660万箱で3.2%減、大型が1億6,490万箱で5.2%減。炭酸飲料用は2億6,740万箱で2.4%減。うち小型が1億8,540万箱で1.9%減、大型が8,200万箱で3.5%減。その他、今年の傾向としては紅茶飲料用が大きく数字を伸ばしており、累計14.4%増。小型が18.3%増、大型が0.7%増となっている。

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