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日刊食品通信
2019年12月16日

タフな一年も「ボス」「特茶」で成果(SBF)


木村専務「20年課題は『伊右衛門』」

  サントリー食品インターナショナルの2019年12月期清涼飲料販売数量は1〜11月累計で前年比1%減。業界全体と同じく、7月の天候不順が大きく影響した形だ。

 12日、都内本社で業界紙に向け会見した木村穣介取締役専務執行役員ジャパン事業本部長(写真)は、19年を「意志が伴ったとは言え、大型PETを値上げし、その影響での販売減もあった。タフな1年だった」と振り返った。ただ、「ボス」「特茶」などで成果を挙げた点については、「努力不足と判断したカテゴリーで、やるべきことをやり続けられた」と評価。19年通期の金額ベースは1%減の見込みで、「厳しい環境下で健闘した」との考えを示した。また、20年に注力すべきブランドには「伊右衛門」、チャネルには自販機を挙げた。概要を次の通り述べた。

 19年振り返り=ブランド別として、「ボス」はプラスで、「クラフトボス」が目立つが、「カフェ・ド・ボス」などを投入したSOT缶の健闘に触れておきたい。SOT缶は通期で1%減と市場を上回る見込みだ。「特茶」は製品リニューアルに加え、健康な生活に関連付けたプロモーションを徹底し好調だった。SOT缶、トクホ市場は環境の変化を受け、確かにシュリンクしているが、「我々の努力不足によるところが大きい。需要が一気になくなるはずはない」との考えを組織内で共有し、行動し続けたことが奏功したのだと思う。

▼以下略

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