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日刊食品通信
2019年12月10日

11月飲料実績3%減(本紙調)


MWは備蓄需要の反動でマイナス

 清涼飲料市場の11月実績は、前年比3%減だった。全国的に高気温で止渇需要があったが、一方で前年同月がプラス実績の反動があり、営業日も減った。カテゴリー別では、コーヒーがブランドごとでバラついた。高気温の影響でホット製品の動きが鈍かったが、止渇目的でPET製品が好調だった。またミネラルウォーターは、10月が台風19号により大規模な備蓄・支援需要が発生したため、その反動でマイナスとなるブランドが多かった。累計は変わらず2%減。

 コカ・コーラグループ=「ジョージア」はホット製品が苦戦、ミネラルウォーターは10月の備蓄需要の反動でマイナス。全体は1〜2%減となった模様(累計3%減・単累とも本紙推計)。

 サントリー=全体4%減(1%減)。「天然水」は10月の台風による需要増の反動で11月前半の出荷が減少し5%減(4%減)、「BOSS」は「クラフトボス」の好調で5%増(5%増)、「伊右衛門」は2%減(5%減)、「烏龍茶」5%減(6%減)、「PEPSI」は4%減(前年並み)、「グリーンダカラ」は「やさしい麦茶」が好調で5%増(12%増)。

 アサヒ=全体は1%増(1%減)。「三ツ矢」は2%減(2%減)、「ウィルキンソン」は22%増(22%増)、「カルピス」はストレートが7%増(2%減)、コンクが26%増(前年並み)、「ワンダ」は新商品発売や「極」シリーズの好調で単月は伸長し2%増(3%減)、「おいしい水」は15%減(18%減)。

▼以下略

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