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日刊食品通信
2019年12月9日

Gライン策定、“無化調”表示規制へ動き


うま協岩本会長「来年以降、適正な規制に期待」

  2017年4月に消費者庁が示した「消費者基本計画工程表」の改訂版に伴い、19年4月から食品添加物表示に関する検討が始まった。この開始に合わせて日本うま味調味料協会は、「化学調味料無添加表示」が、優良誤認を引き起こす可能性があることを指摘し、表示が不適切であることを明確にする規制を検討するよう要望。11月の第6回ではどのような食品が食品表示第9条に規定する表示禁止事項にあたるかを判断するガイドラインを策定すべきという方針が全会一致で示された。これにより、「無添加」表示は難しくなる。5日開催のメディア報告会で、岩本 保会長は「協会として来年度以降、適正な規制がなされることを期待している」と話した。

 広報部会、技術部会の活動内容は次の通り。

 広報部会=5〜12月に第4回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト」を開催。おいしく減塩する取り組みを通じて、地域食文化の継承と健康的な食生活の両面で郷土料理の伝承に寄与していくという趣旨で今コンテストを実施。以前は大学のゼミが中心だったが、4回目を迎えエントリーは幅が広がり、大学と料理師学校など学外とのコラボ、大学の卒業研究への活用での応募など広がりが生まれ、うま味調味料でおいしく減塩できることへの関心の高まりがうかがえた。表彰式は14日に味の素グループうま味体験館で行い、優勝、準優勝、特別賞4チームの計6チームがプレゼンテーションを行う。また、HPを通じた情報発信を強化した。

▼以下略

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