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日刊食品通信
2019年11月22日

10月の訪日客5.5%減、累計3.1%増に


ラグビーW杯出場国30%増も韓国65%減が影響

  日本政府観光局(JNTO)が20日発表した10月の訪日外客数は249万6,600人、前年同月比94.5%、1〜10月累計では2,691万4,400人、103.1%にとどまった。単月で前年を割ったのは8月以来。ラグビーW杯の盛り上がりで欧州やロシア、北米からの訪日が大幅増となった反面、大幅減少が続く韓国からの訪日客が当月レベルで続くと、年間の訪日客は3,200万人強と予想され、政府が2020年での目標として掲げている「4,000人」の達成に向けて新たな戦略の練り直しが迫られそうだ。

 国別の訪日外客数をみると、韓国は19万7,300万人、34.5%と前月の41.9%を上回る減少。1〜10月累計でも513万1,600人、81.9%と2割弱のマイナスとなった。さらに、中国も73万600人、102.1%と伸びが鈍化(累計は813万3,200人、113.5%)。台湾は41万3,700人、109.0%(累計415万200人、102%)、香港18万600人、106.6%(累計184万1,500人、100.6%)、タイ14万5,300人、123.3%(累計101万3,800人、112.5%)。東南アジアが伸長。

 また、9月下旬〜10月上旬にかけて開催されたラグビーW杯日本大会へ出場国からの訪日客数は、9月34万7,200人、136.2%、10月41万6,900人、124.3%、9〜10月累計では76万4,100人、129.4%。英国(イングランド、スコットランド、ウェールズを含む)は6万8,400人、185.6%、アメリカ15万3,400人、106.5%、カナダ3万7,700人、111.7%、フランス3万9,500人、115.1%、ロシア1万4,300人、132.7%。南アフリカ、アイルランドは4倍増となった。

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