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日刊食品通信
2019年11月21日

10月のアイス9%増(本紙調)


4月からの今期累計2%減

  10月のアイスクリーム売上高は、9%程度前年を上回った。昨年も3%増とベースが高かったが、上旬に季節外れの暑さが続いたことで大幅に伸長した。ただ7月の天候不順で各社ともに主力品を含め生産調整が行われており、在庫は低水準の状況。9月(8%増)に続いての急伸で出荷調整となったアイテムも発生した。なお、4月からの累計は2%減。10月の各社実績は次の通り。

 ロッテは5%増。「爽」が6%増。主力のバニラが22%増、チョココーヒーが37%増とけん引、好評の練乳いちごは出荷調整となった。「クーリッシュ」は10%増。昨年も20%増だったが、さらに伸長。このうちバニラが23%増、ベルギーチョコ35%増。「雪見だいふく」は前年並み。140円バニラは7%減、コクのショコラは33%増、ミニが7%増。「モナ王」は13%増。バニラが26%、抹茶が9%、マルチが16%いずれも前年を上回った。「レディーボーデン」は1%増。パイントが13%増だったがマルチが苦戦した。「ガーナ」は9%増。マルチが18%増とけん引した。「バニラバー」が28%増。「ハーシー」が18%増。「ドール」が34%増。「ゼロ」は回転も安定し予定通り浸透。

 江崎グリコは11%増。「パピコ」は140円が30%増。「ジャイアントコーン」はアソートが22%増。大手CVSで採用されたほか、SMでの回転も向上した。「牧場しぼり」が4%増でうちバニラが13%増、ラムレーズンが前年並み、いちごが10%増。「アイスの実」が58%増。140円が39%増でさらに大人シリーズが上乗せとなった。「パナップ」が22%増。マルチでは350円層とOP計で1%増、450円層が3%増、550円層は前年を下回った。マルチトータルでは1%増。

▼以下略

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