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日刊食品通信
2019年11月6日

伊藤忠食品の第2四半期、冷夏等で減収


「凍眠」技術活用し凍結酒を拡大

  (大阪)伊藤忠食品は1日、大阪で第2四半期決算説明会を開いた。岡本 均社長執行役員は「計画比では7月の冷夏はじめ天候不順があり、ビール・飲料を中心に販売が伸びず売上高は未達。赤字取引改善、販売管理費削減効果により、営業利益以下全ての利益項目で計画を上回る着地となった。前年同期比では天候不順と、昨年下期に帳合減があったため減収となり利益面も減益となった。帳合入れ替えがあるなかで、第1Qの出遅れは大きかったが、第2Qは新規帳合が増え利益面では140%を超える着地となった。通期に向けては、9月は消費増税にともなう駆け込み需要が一部あり、反動は懸念されたが過去の増税ほどの影響はでないだろう。冷夏にもかかわらず第2Qの実績例があるように、組織小売業との取引深耕、改善など基礎収益力の強化に努めることで通期計画達成に向け注力したい」と話した。

 また、営業トピックスとして「DELISH KITCHEN」を展開するエブリーとの提携による小売り・メーカーとの協業推進や、「凍眠」製造販売のテクニカンとの「凍眠市場」ブランドの販売推進を進めており、「凍眠」技術の活用では、清酒のしぼりたてのフレッシュ感を提供する凍結酒を、海外を含めニーズに応じて拡大していく。

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