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日刊食品通信
2019年10月29日

伊藤ハムの大豆ミート、訪日外国人にも期待


19年業務用、人手不足・ちょっと贅沢等にも対応

  (大阪)伊藤ハムはこのほど、本社で「業務用商品説明会」を開催。今期は「大豆ミート」シリーズを新発売、代替肉市場に新規参入する。大豆ミートは海外では既に注目されており、日本の市場規模はまだまだ小さいものの、2020年の東京オリンピックでの訪日外国人へ向けても期待できることから、畜肉加工メーカーとして一早く取り入れる。肉や野菜、魚などを柔軟に選択して食べる人がメインターゲットだが、コレステロールや脂肪分を気にする健康志向の人へも期待。未加熱商品から完全加熱済み商品まで自社工場で開発。ハム風、ソーセージ風、とんかつ風、ハンバーグ風、ナゲット風、黒酢団子風、ほぐし蒸し鶏風、コーンビーフ風と充実したラインアップを展開する。

 さらに、社会問題となっている人手不足やフードロス対策として、IQF(バラ冷凍)シリーズに「焼き豚ダイス1kg」を発売し、時短、適量使い・ロス削減に貢献。また、添加物に配慮した新商品にとして「XP 皮なし P&Cウインナー」シリーズを製パン・ベーカリーチャネルを中心に発売。リン酸・ソルビン酸・コチニール色素を不使用。食の二極化が進む「ちょっと贅沢」な市場へは、「ビーフカツ角形100(成型肉)」を新発売。専門店の出店が増えているビーフカツに注目し、客単価アップにつなげる。加熱済みの「ジューシーハンバーグ(二層仕立て)600g」は、品質の均一化・調理オペレーションの簡素化・作業効率アップに貢献する。そのほか、消費税増税から、家飲みの機会が増えると想定し、ミートデリカおつまみにも新商品を投入する。

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