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日刊食品通信
2019年10月10日

9月飲料実績3%増、止渇系が好調


前年は物流難、その裏返しも

  清涼飲料市場の9月実績は、前年比3%増で着地。複数の台風の影響があったものの全国的には気温が高めだった。

 メーカーごとではバラついており、前年同月に物流難の影響が直撃したメーカーは裏返しがある。カテゴリー別では、コーヒーが高温の影響を受け前年割れ。ただ、PETは好調を維持。各社製品を投入し活性化している紅茶は大きく伸びている。ラグビーW杯、増税前の特需は、ビール系ほどのインパクトにはならなかった模様だ。累計は変わらず3%減で、通年でのプラスが厳しくなってきた。

 コカ・コーラグループ=前年が供給体制の制限などでマイナスとなった反動もあり、全体は8〜9%増(累計4%減・単累ともに本紙推計)。コーヒーはマイナスとなった模様だが、紅茶は「紅茶花伝」のリニューアルで伸長。

 サントリー=「天然水」が大容量の減少で3%減(6%減)、「伊右衛門」4%減(6%減)だが、「BOSS」が「クラフトボス」「カフェ・ド・ボス」の寄与で6%増(6%増)、「烏龍茶」2%増(7%減)、「PEPSI」は「ジャパンコーラ」が良く19%増(1%増)、「グリーンダカラ」は麦茶がけん引し15%増(12%増)で全体は2%増(2%減)。

▼以下略

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