日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2019年9月18日

8月アイス2%増、累計5%減(本紙調)


前半伸長も西日本の低温で失速

  8月のアイスクリーム販売実績は2%増で着地した(本紙調)。4〜8月累計では5%減。アイスクリーム市場は7年連続で売上高を拡大させてきたが、需要期に天候不順に見舞われたことで、今期の記録更新はかなり困難な状況となった。

 8月のアイスクリーム市場は、上旬こそ天候に恵まれ、氷菓を中心に20%増でスタートしたが、後半にかけて失速。西日本太平洋側は台風や前線の影響で月間日照時間が少ない日が続き、東日本日本海側を含め降雨の多い月となった。また、昨年の8月は「災害」とされた同7月をさら上回る猛暑だったことも急速な失速につながった。

 ロッテは4%増。「クーリッシュ」が7%増で、うちバニラが6%増、「爽」は15%減でバニラは14%減。「モナ王」が2%増。「ガーナ」が19%減。「レディボーデン」が7%増で、うちパイントは19%増。「雪見だいふく」はCVSの採用が広がり6割増。「ドール」が13%増。「ハーシー」が2%減。「バニラバー」が10%増。昨年、猛暑で早期終売となった「スイカ&メロン」は56%増。

 森永乳業は2%減。「ピノ」が6%増で、うちバニラが3%増、シーズンフレーバーも4割増。マルチのアイテムが増加した「パルム」は2%増。「モウ」は3%増。「蜜と雪」は20%減。江崎グリコは2%増。「パピコ」は大人シリーズを含め4%増。140円チョココーヒーは3%増、同ホワイトサワーは16%減。「ジャイアントコーン」は前年並み。昨年倍減した「アイスの実」は7%減。「パナップ」は10%増。「牧場しぼり」は11%減で、うちバニラが13%減、ラムレーズンが前年並み、ストロベリーは6%減。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ