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日刊食品通信
2019年9月5日

チョコ・キャンディで“糖”へこだわり訴求


高甘味度甘味料からオリゴ糖や糖アルへシフト

  健康を訴求した高付加価値商品に欠かせない機能性素材やカロリー低減を指向する商品に使用される高甘味度甘味料は、今や菓子全般に欠かせない原材料だが、今秋の菓子新商品では、高甘味度甘味料に頼らず“糖”にこだわった商品がチョコレート、キャンディのトップメーカー2社から登場する。消費者の健康へのニーズがますます高くなる一方、“自然”な素材、味わいへの要求も高く、自然素材由来への甘味料へ注目が集まりそうだ。

 明治は今秋、健康志向チョコレートを拡充する。カカオからの健康を考えた主力商品の「チョコレート効果」に加え、糖から健康を考えた「オリゴスマートチョコレート」をラインアップした。甘味料とした使用している砂糖の一部を腸内で吸収されないフラクトオリゴ糖に置き換えることで、砂糖に近い味わいながら控えめな甘さを実現。糖質の吸収が穏やかなため、糖の摂りすぎなどを理由に食べることを控えていた“潜在ユーザー”の獲得を目指す。さらに、パッケージ天面にロカボマークを入れることで商品コンセプトを分かりやすく訴求し、30〜40代女性のトライアル獲得と商品認知拡大を加速させる。

▼以下略

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