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日刊食品通信
2019年8月30日

FC売上高26兆円超、9年連続プラス成長


チェーン数はサービス業除きマイナス

  日本フランチャイズチェーン協会は28日、2018年度「フランチャイズチェーン統計調査」結果を発表。業界全体でチェーン数は11チェーン減の1,328チェーンと減少したものの、店舗数は0.4%増(1,066店増)の26万4,556店で10年連続、売上高は2.6%増(6,520億円増)の26兆2,118億円で9年連続それぞれ増加した。発表会見で渡辺裕明会長(BRサーティワンアイスクリーム社長)は規模拡大について「各社が加盟店を支援すべく、オペレーション効率化や生産性向上に取り組み、人材不足を補完するなど様々な企業努力を重ねた結果」と述べた。

  業種別にみると、小売業は8チェーン減、店舗数0.5%増、売上高2.2%増。うちCVSは4チェーン減、店舗数0.7%増(384店増)、売上高2.2%増(2,382億円増)と、企業の統廃合でチェーン数は減少したが店舗数と売上高は堅調に推移した。外食業は8チェーン減、店舗数1.4%減(811店減)、売上高1.8%増(749億円増)だった。「ファストフード」は店舗数1.0%減も、売上高2.3%増と伸長。うち「カレー・牛丼・各種丼物」は店舗数0.8%増、売上高3.6%増。各チェーンとも新メニュー開発等を積極的に進めた結果、顧客層の広がりで売り上げ増につながった。「ハンバーガー」は店舗数2.6%減ながら、売上高4.2%増と最大手チェーンの好調が寄与した。「持ち帰り寿司・弁当店」「ラーメン・餃子」は店舗数、売上高ともに減少、業種を超えた競争が激しく進出・撤退が相次いだ。「一般レストラン」は店舗数3.6%減、売上高0.7%増。

▼以下略

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