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日刊食品通信
2019年8月28日

「BOSS」下期、ショート缶の新シリーズスタート


「クラフトボス」は年間3,000万箱へ

  サントリー食品インターナショナルは27日、「BOSS」の下期戦略を発表した。今秋は、復調傾向にあるショート缶で新シリーズをスタートし次世代ユーザーの獲得を図るほか、「クラフトボス」は3000万箱に向けてホット製品を強化する。

 「BOSS」ブランドは7月までの累計で6%増で推移。「クラフトボス」シリーズは既存コーヒーの好調に加え、「TEA」シリーズ2品が上乗せとなり26%増、ショート缶も1%増と回復している。下期は、未だ市場の60%を占めるショート缶への新たなチャレンジとして「カフェ・ド・ボス」シリーズを立ち上げ、ショート缶の課題である若年層の獲得を図る。入社4年目の女性若手社員が開発を担当し、PETボトルコーヒーユーザーから、「仕事の切れ目がない」の声も出てきていることなどを背景に、短い時間で“一服”ができる缶コーヒーを提案する。「クラフトボス」のような親しみやすいパッケージや軽めの味わいで、ストレスが緩和できるような味わいに仕上げた。振って泡立つクリーミーな味わいの「ふんわりカプチーノ」、甘さとコーヒーの飲み応えを感じられる「ほろあまエスプレッソ」を9月3日から発売。立川談春と岡崎体育が出演するテレビ広告や積極的なプロモーションも展開する。また、「クラフトボス」は、今年発売した「TEA」シリーズ2本が、特に「ミルクティー」が好調で1億本突破を見込む。秋冬はさらに「BOSS」の成長エンジンとしてホット商品を拡充し4品で展開。新たな広告やキャンペーンで需要喚起を図り、年間3,000万箱の販売を目指す。

▼以下略

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