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日刊食品通信
2019年8月27日

“夏場のチョコ”ハイカカオ・機能系けん引


7月20%増、チョコ市場を底上げ

 チョコレートにとってはシーズン・オフとなる夏季シーズン、ハイカカオ・機能系が6、7月と好調に推移している。特に、7月は各社ハイカカオ・機能性チョコは2ケタ伸長と菓子市場をけん引、「気温が高くても売れる」新たな“夏チョコ”として注目を集めそうだ。

 夏季シーズンのチョコレートは“冷やして食べる”食べ方提案に加えて、ここ数年拡大傾向のミント系チョコなど新カテゴリーが登場、市場の活性化に一役買っている。しかし、いずれも大きな流れにはつながっておらず、メーカー間でも商品投入数でも差が出ており、夏場のチョコレートへの取り組みに“温度差”が見られた、

 しかし、今シーズンは6月以降、ハイカカオ・機能性チョコは本紙推定で6月104%、7月は120%の2ケタ伸長と急伸。前年が早い梅雨明けで気温が高く低調だった裏返しもあるものの、チョコ市場全体をけん引、流通菓子全体の活性化にもつながっている。

 7月出荷実績をみると、明治のチョコ合計は2ケタ増。スタンダードチョコ合計は2ケタ増、健康系チョコ大幅増。ブランド別では「ミルチ」2ケタ増、「チョコ効果」大幅増。「ザ・チョコ」前年割れ。「ガルボ パウチ」大幅増、「ストロベリー」1ケタ減。ナッツは「アーモンド」1ケタ後半増、「マカダミア」2ケタ増、大箱「アーモンド」2ケタ増。チョコスナックは、「きのこ」2ケタ増、「たけのこ」2ケタ増、「フラン」2ケタ減、「プッカ」大幅増。大袋は「ベストスリー」1ケタ減、「チョコ効果」大幅増、「アーモンド」2ケタ増。

▼以下略

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