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日刊食品通信
2019年8月23日

日清製粉グループ首脳が近況を説明


「目標へ向かい着実に前進」見目社長

  日清製粉グループ本社の見目信樹社長は21日に行った夏季食糧記者懇談会で、「海外事業と中食・惣菜事業の飛躍的拡大も貢献し、厳しい環境の中、長期ビジョンの目指す姿に向かって着実な前進を積み重ねている」などとコメントした。

 冒頭、見目社長は増収減益となった19年3月期実績について、「小麦粉価格改定や好調なエンジニアリング事業がけん引した。営業利益のマイナスも、豪・アライド・ピナクル社の買収費用を除けば増益基調」と説明。今期についても、「第一四半期は増収減益だが、大きく見れば想定内」とし、通期増収増益の達成が手堅いことを示唆し、「成長ドライブ事業の海外と中食・惣菜は、合計の売上高比率が17年度の26%から19年度は41%に、利益比率も24%から44%に、それぞれ飛躍的な拡大が見込まれるなど、かなり様変わりしている。中食・惣菜は、トオカツフーズの連結子会社化でフルライン化が実現。イニシオフーズ、ジョイアス・フーズを加えた3社計で今期1,300億円超、来期は1,500億円規模に急拡大、総合中食・惣菜メーカーとしてのポジションを確立できるなど、グループとして長期ビジョンで得目指す姿に着々と前進を積み重ねている」とした。また、増島直人常務はCSRへの取り組みについて、「創業以来、社会への貢献に積極的に取り組んできたのが日清製粉グループのDNA。こうしたCSRの考え方を明確化し、5つの重要課題として特定。CSRを経営戦略に統合して持続的な循環成長を目指しているが、この流れを更に加速させていく」と説明。日清製粉、日清フーズ、日清ファルマ、オリエンタル酵母工業の各トップも概ね次の通り、それぞれの近況についてコメントした。

▼以下略

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