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日刊食品通信
2019年8月22日

7月の発酵乳市場、1%減(本紙調)


下期に消費者CP、機能性の再訴求も

  本紙調べによる7月の発酵乳実績は、プレーンは1%減で着地。ドリンクタイプは3%減となり、市場計では前年比1%減となった。

 他のカテゴリーに比べてドリンクタイプの落ち込みが目立ったが、これは前年の反動によるものと、長梅雨による気温の変化が消費に影響したとみられる。

 カテゴリー別では、ハード2%増、ソフト1%増、プレーン1%減、ドリンク3%減。

 下期は、各社ともに消費者キャンペーンを展開し、消費喚起を図る意向。また、体調管理という視点から「発酵乳を摂取することで腸内環境を整える」という発酵乳の特長を改めて訴求する取り組みも進みそうだ。

 明治は微減。「ブルガリア」は微減。このうち「プレーン」は約2%減、4連は前年割れ。「テトラトップ」は微減。「LG21」は前年割れ。「R-1」は微減。「PA-3」は機能性表示取得およびテレビCM効果もありドリンクは2倍近い伸び。

 雪印メグミルクは1%減。「恵」ブランドはプレーンは1%増。4Pは前年割れ。ガセリトータルで前年割れ。「牧場の朝」は4%増と堅調。「毎日骨太」は微減、「Fe」は安定した支持を得て10%増となった。

 森永乳業は1%増。「ビヒダス」プレーンは前年並。4Pは微減。ソフトタイプのフルーツは新規採用もあり2ケタ増。アロエトータルは微減。「パルテノ」は微減。「ラクトフェリン」は微減。「トリプルヨーグルト」は計画比で大幅増となった。

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