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日刊食品通信
2016年1月21日

トモシアHD、4年目で第2ステージへ


広域得意先への対応や共同購入、商品開発で成果

  (神戸)トモシアホールディングスは20日、神戸で開幕した展示会「旭食品FOODEM2016」会場で発足丸3年が経過するグループについての説明会を開いた。

 

 竹内成雄同社社長・旭食品社長(写真中央)、荒木 章カナカン社長(同右)、堀内琢夫丸大堀内会長(同左)が出席した。竹内社長は、「トモシアも丸3年が経過し、ローソン、CGCなど広域得意先への対応や共同購入、人材交流、商品開発などを進め、それなりの成果も出ているが、3年をひとつの区切りとしたい。4年目から第2ステージだが、これまではいくら話し合っても決まらないことが多かった。HDは10年、20年先の事業体モデルを考える機能を持ち、各事業会社は目先の利益を考えていくスタイルが望ましい。この際HDは全体の骨子を決めることに専念し、将来へ資産をどのように集中投下するかを決める。そして100億円近いコストがかかる情報システム投資を進めていかねばならない。対得意先への統一的なものを作るためにも、新年度から本格的に着手する。なお、旭食品の4〜12月の売上高は5.5%の増収で、メーカーの値上げも寄与したが、一番大きかったのが小商圏型業態(コンビニ、ドラッグ)の2ケタ伸長。粗利率には変化がなかったが、金額は5%増と健闘した。大手卸も危機感からか、無茶な販売合戦、帳合合戦など、限界利益を超えた競争はやや収まりつつある。

▼以下略

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