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日刊食品通信
2019年8月19日

7月のアイス23%減(本紙調)


記録的な冷夏、一時4割減の場面も

  7月のアイスクリームの販売実績は、23%減となった(本紙調)。東京都心では33年ぶりに「7月前半の真夏日なし」となるなど、記録的な冷夏に見舞われた。昨年は関東甲信で初となる6月の梅雨明けを観測し、7月には気象庁が「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」と呼びかける猛暑だったこともあって、マイナスが拡大。7月20日時点のアイス市況は4割を超えるマイナスとなるなど低迷したが、その後天候が持ち直したことで2割強のマイナスで終えた。7月の各社実績は次の通り。

 ロッテは27%減。「クーリッシュ」は28%減で“バニラ”が36%減。「爽」は45%減で“バニラ”が半減と低温が直撃。「モナ王」は16%減。「レディボーデン」は23%減もパイントは4%増。「ガーナ」は15%減。「雪見だいふく」は5%減。「ドール」は33%減。「ハーシー」は13%減。

 森永乳業は18%減。「パルム」が12%減で“ノベルティチョコ”18%減、“マルチチョコ”15%減、“マルチフレーバー”は3%増。「モウ」は11%減で、バニラ”が13%減、“フレーバー”が8%減。「ピノ」は3%減で ミニオン限定PKGが好調の“バニラ”が3%増、“フレーバー”の「蔵出し熟成抹茶」は23%増と好調、“マルチ”は6%減。「蜜と雪」は天候要因と昨年6月下旬発売の影響で大幅ダウンとなったが、梅雨明け後は上昇基調。

▼以下略

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