丸美屋食品工業は18日、春夏新商品説明会を行い、新製品・リニューアル品18テーマ27商品を１〜２月にかけて上市することを発表。松本利之取締役マーケティング本部長が15年度（１〜12月期）は「基幹の3つの柱は好調に推移、今年は基幹３群の売上げをさらに伸ばす」と商品政策を説明した。

　今期の商品政策は基幹のふりかけ、中華、釜めしの３群による販売に重点を置き、特に季節商品の注力を図る。ふりかけでは混ぜ込みわかめシリーズで高齢層向けの「プレミアム混ぜ込みわかめ」シリーズを、ふりかけミニパックで大人向けの詰め合せ「のりたま＆味わい吟選バラエティー」などをそれぞれ期間限定で上市。また、バラエティの対応では高齢層に向けの「海苔わさび」、ソフトふりかけ「うにわかめ」、「のっけるふりかけ」シリーズ全品リニューアルなどの対応を行う。夏向け市場の活性化を図る新メニュー提案では、好評の「かけうま麺用ソース」「冷や汁」など新アイテムを投入し拡大を図る。また、昨年低調だったキャラクター商品は新キャラ「ヒミツのここたま」シリーズを投入するなど巻き返しを図る。中華群では麻婆豆腐の発売45周年でリニューアルを行い新テレビCMの投下と、販促強化を図る。また、専門店の味わいの「贅を味わう」シリーズに「黒酢酢豚の素」や「春雨」シリーズ新アイテムを投入し市場活性化させる。強化商品の「家族のお茶漬け」は発売10周年を迎えリニューアルを行いテレビCM投下で拡大させる。この他、周辺商品も強化し粉末で簡単にできる「味付き とろろの素」や、おつまみ惣菜「ちょこっとDELI」シリーズ新品種などを発売し新規開拓を図る。

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