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日刊食品通信
2019年8月5日

上期の流通菓子出荷、1%減(本紙推定)


ビスケット、スナック菓子が苦戦

 日刊経済通信社が推定した2019年上期(1〜6月)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で99%となった。年末年始の休みが長かったため、年明け後の荷動きが期待されたものの、予想に反して低調。その流れが、年末から続く“イチゴ”関連商品、2月の一大イベントであるバレンタインデーも例年に比べ荷動きが悪く、1、2月ともトータルで前年割れ。3月も各社春季新商品は主力・定番ブランド強化のため絞り込みで苦戦、1〜3月累計では98%と苦戦を強いられた。しかし、4月には10連休対策のための在庫積み増しと情報番組での“高カカオチョコ”の効能キャンペーンで苦戦が続いていたハイカカオチョコが復調し2ケタ伸長に。5月以降もハイカカオ系のけん引でチョコレートは堅調。その一方でスナック菓子は前年の増量キャンペーンの反動、ビスケットは前年の大雨や震災時の需要増の反動で低調となり苦戦した。

 カテゴリー別の上期実績は、チョコレートはトータル99%。ソリッドチョコは100%、うちハイカカオ・機能性チョコは99%。センターチョコは101%、ナッツチョコ100%、チョコスナック103%、小粒・子どもチョコ102%、大袋105%。

 ビスケットはトータル97%。うちハードビスケット94%、ソフトビスケット99%、クラッカー97%、半生ケーキ95%と全般的に苦戦した。

▼以下略

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