ロッテは、昨年４月からロッテ、ロッテ商事、ロッテアイスが３社統合したことで試験的に始めていた菓子とアイスの両ブランドをコラボした商品展開を今秋季から強化、アイス、菓子と売り場を連動した販売施策を展開していく。

　主力の「ガーナ」ブランドで好調なボックス商品「エクセレント」に「ローストミルク」追加に合わせて、アイスの「ガーナ」ブランド３品をリニューアルするとともにマルチタイプをラインアップし９月８日に発売。冬季限定の洋酒チョコのロングセラーブランド「ラミー」「バッカス」の発売に合わせてアイスクリーム「ラミーチョコアイス」（税抜小売価格210円）を９月23日に発売。シュガーレスチョコレート、ビスケットの「ZERO」シリーズは、ビスケットをマイルドなチョコレートで包んだ「ZERO シュガーフリーチョコレート」を10月１日に発売、前日の９月30日にアイスをZEROチョコでコーティングした「ZERO チョコバー」（140円）、バニラアイスをZEROケーキでサンドした「ZEROアイスケーキ」（140円）を発売。「独自技術で冷凍下でも溶けにくいふわふわとしたサンドビスケットに挟んだ高品質のアイスクリーム。今年４月にテスト販売したが非常に好評だった」（平井秀治執行役員ロッテノベーション本部本部長）。また、「ガーナ」ブランドで生タイプの新商品「生ガーナ」２品（とろ〜りミルク、たっぷりいちご・写真）を10月８日に発売するが、７日には生チョコとアイスを合わせたカップアイス「ガーナ　とけあう２つのショコラ」（190円）を発売、相乗効果を狙う。