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日刊食品通信
2019年6月28日

増税前後の菓子需要、クロスMDで取り込み


酒類“駆け込み需要”に合わせ共同販促提案

  10月からの消費税率引き上げで軽減税率の適用外の酒類の“駆け込み需要”が予測されるなか、流通店頭のクロスMDで、苦戦が予想される菓子需要を取り込む施策がでてきた。菓子全国卸の山星屋は、駆け込みの仮需が予想される8〜9月と増税後の売り上げ減少が予想される10月以降に酒類との共同販促を提案する。

 増税前に提案するのは“酒と一緒にまとめ買い「MEGAおつまみ」”。駆け込み需要に合わせてスーパーやGMS、ディスカウントストア、ドラッグチェーンで酒類が売り場スペースを占有するため、増税の影響が少ない菓子も、店頭のエンドを使ったセールなどが減少するだけでなく、定番売り場のスペースも縮小、売り上げの低下が予想されている。そのため、増税前は菓子の売り上げを確保しながら、消費者に酒類の購買を促す展開としてクロスMDで、まとめ買いを提案していく。増税後は、外食化・内食化が進み、自宅での“家飲み”が増えると予測。手軽に食べられるおつまみとして、菓子・珍味を展開する。

 また、増税後に節約志向が高まり、“自分好みに手軽な気分で楽しみたい”という需要が高まることも予想。ワインとドライフルーツで手軽なレシピ提案として「ドライフルーツde簡単サングリア」を提案する。

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