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日刊食品通信
2019年6月12日

5月の飲料実績、天候や値上げ響き1%減


 5月の清涼飲料実績は1%減で着地した。大型連休前の4月末に仮需があったことや、大型PETの値上げの影響が響いた。天候面でも連休前半は振るわなかったこともあり中旬まで低調に推移、後半気温が上がり回復したものの、前年実績には届かなかった。商品ではPETボトル入りコーヒーや紅茶飲料の新製品、炭酸水は好調に推移したが、水やお茶は大型PETのマイナスが響いた。また、稼働日もマイナスのメーカーが多く影響した。累計実績は前年並み。

 コカ・コーラ=「ジョージア」はリニューアルした「ジャパンクラフトマン」が好調なものの、価格改定が響き、「アクエリアス」や無糖茶がマイナスで全体は4%減(累計5〜6%減・単累とも本紙推計)。

 サントリー=「BOSS」は「クラフトボス」シリーズが好調で4%増(7%増)、「グリーンダカラ」は「やさしい麦茶」が天候の寄与もあり好調で29%増(23%増)となったが、「天然水」は4月の反動と価格改定が響き10%減(2%増)、「伊右衛門」は6%減(1%減)となった。全体は1%減(3%増)。

 アサヒ飲料=炭酸は「ウィルキンソン」が34%増(20%増)と引き続き好調で、乳性飲料もストレート飲料の好調で3%増(3%増)、「ワンダ」は新製品が寄与し4%増(4%減)。「十六茶」「おいしい水」は2ケタ減となったが、全体では前年並み(2%増)。

▼以下略

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