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日刊食品通信
2019年6月7日

5月の流通菓子出荷2%減(本紙調)


後半の猛暑日で塩系タブレット品薄に

  日刊経済通信社調べによる5月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年同月比98%と前月の好調から一転、再び前年割れとなったようだ。前月がGWの10連休前の在庫積み上げで実績が膨らんだが、休み明けの在庫消化が低調で中旬〜下旬まで荷動きが鈍かった。チョコレートはハイカカオ・機能系が前月に続き堅調なものの、好調が続いていたグミがやや一服感が見られ、伸長率が鈍化。月末の全国的な猛暑日で“塩”系のタブレットやキャンディへの需要が殺到し、一部商品は欠品・品薄となっている模様。

 カテゴリー別では、チョコレートがトータル100%と推定。うち、ソリッドチョコは104%、ハイカカオ、機能性チョコは108%前後。センターチョコは98%。チョコスナックは102%。定番商品系は堅調。年初からの好調が続いていたナッツ系は96%。小粒チョコ・子ども向けチョコ98%、大袋は106%。ビスケットはトータル96%。ハードビスケットは徳用サイズの低調で90%、ソフトビスケット・クッキーは98%、クラッカーは98%、半生は92%。キャンディはトータル102%。ハードキャンディは100%、うちのど飴96%と堅調、ミルク系102%、フルーツ系100%。グミキャンディは104%、ソフトキャンディ102%、キャラメル98%。スナック菓子は合計98%。ポテト系は合計98%。生ポテトチップスは98%。成型は100%、シューストリング94%。コーン系は98%。コーンパフ98%、コーンチップス96%。小麦系103%、その他80%。チューインガムは合計86%。デンタル系は80%、エチケット系90%、小粒板84%。

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