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日刊食品通信
2019年5月29日

上場菓子大手の前3月期、利益率頭打ちに


ハイカカオ系チョコの伸び悩み響く

  上場菓子メーカー大手5社の前3月期決算は、好調が続いていたハイカカオ系チョコの伸び悩みや豪雨・地震など自然災害の影響で苦戦した市場環境を反映して、増収増益は2社にとどまった。菓子部門では、一昨年の原料馬鈴しょの不作から回復したカルビーの3%弱増を除き、微増〜前年割れと明暗が分かれる結果となっている。また、配送費の高騰などの影響で販売費・一般管理費の上昇が影響し売上高営業利益率は軒並み頭打ちに。明治は取引制度の変更で大幅減少となったが販管費抑制もあり菓子部門の売上高営業利益率は16.7%と急伸している。

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