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2019年5月22日

山星屋、今期売上高2.1%増の2,700億円計画


国分G本社との連携、仕入れ統合に取り組む

  山星屋の小西規雄代表取締役社長は20日開催の「第62回 ARISTA山星屋プロス会総会」の席上、2019年3月期業績・20年計画を発表。今期は売上高2,700億円、前年比102.09%と増収を計画するものの、物流コストの上昇や厳しいシェア争いが予想されることから、経常利益は22億円、85.68%を計画している。

 前3月期は連結ベースで売上高2,644億6,700万円、101.92%、営業利益22億7,800万円、90.97%、経常利益25億4,600万円、92.55%の増収減益。菓子卸の帳合見直し、物流コスト上昇などにより厳しい経営環境が影響。「卸経営で重要な主要業績評価指標の経常利益率は0.96%と1%を割り込む結果となった」(小西社長)。地域別シェアは北海道・東北9.82%、関東・甲信越37.13%、中部・北陸11.56%、近畿23.59%、中国・四国8.00%、九州9.90%で関東・甲信越で23.5億円、中部・北陸で10.5億円、近畿で8.5億円の増収。業態別シェアは、SM35.23%、ドラッグストア23.41%、GMS13.02%、CVS8.72%、ディスカウント8.41%、生協3.42%、その他7.79%(うちeコマース0.72%)となり、ドラッグストアが49億円増加したが、GMS、CVSが減少。

 第8次中期経営計画の進捗状況について小西社長は、「計数目標の売上高2,900億円、経常利益29億円を達成するのは難しい状況だが、経営の基本方針『菓子のリーディングカンパニーとして、個の力を結集し、需要の創造を図り、顧客満足度№1を目指す。』のもと、重点施策の『需要の創造とシェアの拡大』『顧客起点での機能進化』『経営インフラの充実と社会的責任の遂行』に取り組んでいく」と話した。

▼以下略

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