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日刊食品通信
2015年12月9日

アサヒ飲料、13年連続プラス成長を見込む


岸上社長、今期の振り返りと来期の方針語る

  アサヒ飲料の岸上克彦社長(写真)は、このほど本紙のインタビューに応え、今期の振り返りや来期の方針について明らかにした。今期は、「来年1月のアサヒ飲料とカルピスの完全統合に向けた準備を進める一方、『ブランドを磨き、ブランドで戦う』という姿勢で取り組み、個々のブランドを強化し、業界平均を上回る5%増を達成する見通し。市場競争は厳しいが、次期中計では確固たる3位で、トップグループ入りを目指したい」など要旨次の通り語った。

 

 今期振り返り=今年度は夏場の天候がまだら模様であったが、各社積極的なマーケティングを展開し1%増の着地見込み。当社は業界平均を上回る5%増で推移し、13年連続の販売増を達成する見通し。アサヒ飲料とカルピスの各々の強みを融合し、1つ1つのカテゴリーが好調に推移したことが要因。一方、ヒット商品を生み出せなかったことは来年度の課題。組織体制では、来年の1月の統合に向けて準備を行ってきた。営業体制は首都圏と近畿の2拠点以外の統合を終え、営業本部体制の一本化を推進。2月からは岡山工場にアセプティックラインを新設しアサヒ飲料商品の製造を開始。シナジー効果は3年で60億円という規模を達成する見通し。自販機では、大塚グループとの相互販売をスタートし、順調に展開。決算では第3四半期まで売上高は順調で、営業利益はコストアップやミックスの悪化で計画が未達なものの、改善傾向にある。

▼以下略

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