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日刊食品通信
2015年12月4日

「日本原点にスペシャリティ化を加速」


味の素社・品田英明専務

  味の素社の品田英明取締役専務執行役員は2日、専門紙との懇談の中で15年度上期業績と今後の取り組みを説明。国内外ともに大幅な増収増益となった上期については、「ともに順調な既存事業にM&Aや為替要因がオン。15年度通期予想の上方修正につながった」とし、今後の取り組みについては、「引き続き原点は日本市場に置き、スペシャリティ化をより強力に進めることで成長ドライバーの海外でも事業領域の拡大を図る」などとした。

 上期のトピックスとしては、“冷たいスープ”の提案でスープカテゴリーが前上期比112%と好調、「Cook Do きょうの大皿」「鍋キューブ」「香味ペースト」といった新領域も同131%、育成領域の「トスサラ」も同345%のハイペースにあるなど、家庭用事業の好調を示す一方で、各種“機能型食品”が同138%となるなど業務用事業も順調に拡大していることを説明。各国の食事情に合わせた新製品の浸透・拡大、「クノール 贅沢野菜」などプレミアム商品の投入、独自の新規コク味物質・グルタミルバリルグリシンを活用した「ザ・チャーハン」など、海外、通販、冷凍食品の各事業も順調に推移しているとした。

 また、今後の取り組みとしては、「独自の素材・技術によるスペシャリティ事業領域拡大を引き続き最重点課題に、生活者の質が高い日本発の技術・ノウハウを世界中に展開、20年目標である“グローバル食品企業トップ10入り”を目指す」とした。

 

▼以下略

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